SHIINBLOG

イズモリウム

中退・再入学・留年というプロ大学生が全力でふざける。きっとあなたのためにはならない。

僕が極貧半ホームレス状態からちょっとだけ這い上がったお話〈再掲〉

どうも。出雲です。皆さんお元気ですか。ご飯は食べれてますか。きっとインターネットを見ているということは食べれているとうことでしょう。

僕も毎日美味しくすき屋さんです。ネギ玉が推しです。

 

そんな僕も1年半前は死の瀬戸際、「半ホームレス生活」をしていたのです。今となっては笑い話ですが当時はしんどくてしかたなかったですね。いい経験になったかもしれないです。二度とあんな生活はしたくないですけど。

 

半ホームレスとは僕の中での言葉であり定義も曖昧なのですが、所謂「極貧」ってやつです。

今日はそんな極貧生活のお話をしましょう。

 

 

半ホームレスとは

 

  • 家賃しか払えない。または滞納している
  • ライフライン(ガス、水道、電気)が止まっている。
  • ネット、携帯電話も止まっている。
  • 売れるものは全て売った

 

といった状況です。よくあるハナシですが当事者は気が気じゃない。明日のご飯どころか今日のご飯すら危うい。何より当時ピカピカの大学生だったこともしんどかった要因です。

モノホンのホームレスの皆さんからしたら鼻で笑っちゃうかもしれませんが弱冠20歳のお上りさんである僕にはこれ以上の地獄は無かったと思います。

僕の心に小さな闇が生まれたのもこのときだったかもしれません。楽しそうに笑ってお酒を飲む大学生には勝手な敵意をむき出しにしていました。

 

どうしてこうなった

 

バンド

 

当時、バンドにすごい力を入れていてそれが全て、バンドができなきゃ何の意味も無いと思ってました。今思うと馬鹿すぎますね。

 

そんで交通費、スタジオ代、レコーディング費用、エンジニアへのギャラ、カメラマンへのギャラ等々出費がかさむ。それでも「夢のため」と奥歯噛み締めて血が出るまで歯食いしばって生きてました。

それだけならよかったんです。バンドだけならまだよかった。最低限の生活はできますから。

 

f:id:izumojiro:20171012230828p:plain

 
ブラックバイトで心身ともにやられた

 

これが大きな要因です。

バンドをやるには金が必要。そのためにバイトしてたんですよ。個人経営の居酒屋でね。

これがもうしんどいのなんのって。

具体的には

 

  • 終電過ぎても働かされる

 

読んでそのまま噛み砕いてください。バイト先から僕ん家まで電車で15分。駅まで7分。お客さんが来てようが来てまいが関係なしに僕は強制居残りです。

他のバイトの子は徒歩圏内だったり、原付で通勤してたから帰れてましたが。僕は朝まで働いてマクドナルドで始発まで寝るという生活。

そのまま大学へ・・・。またはスタジオへ・・・。といった生活です。思い返せばやばすぎ。

 

 

  • 理不尽な怒号

 

よくあるハナシです。オーダーミスしたわけでもないのに

「あくしろやあああああああああああ!!!!!」とか

「やる気ねえんか!!オッ!?」といったヤクザさながらの詰めかた。ヤクザも真っ青。

店長がね、スキンヘッドででけぇの。185cm100kgぐらいあんの。怖ぇのなんの。

僕が柔道やってたとか関係ない。怖いもんは怖い。

 

f:id:izumojiro:20171012230818p:plain

 

 

  • 深夜料金が計算されてない

 

コレやばすぎません?夕方から早朝まで一律900円。そんなことある?最低賃金が上がる前だったからもっと低かったかもしれない。

もちろん残業手当も出ないです。そりゃ金ねーわ。

 

そして胃潰瘍へ・・・。

 

ある日、胃が痛くて目覚めました。痛さでいったらタマキン鷲づかみにされてる感じ。

「アィヤィヤィヤ!!」とレッチリのような悲鳴とともにベッドから飛び起きてとりあえず便所へ。何も出るはず無い。上からは胃液が。といった具合。

 

すぐさま病院へ。

お医者様「だいぶ体に無理させてますねぇ。ストレスとかありました?」

僕「バイトが~~~~~」とほぼ愚痴のような診察をしました。

お医者様「胃潰瘍ですね。正確には胃潰瘍ではないんですがあと少し遅かったら完全に穴開いてました」

 

そう、僕は子供のころから胃腸が弱かった。胃の痛みもいつものやつだろうと放っておいたのがいけなかったんだ。

いや、あの店長が全て悪いんだ。マサさん。ふざけんなよ。

 

お薬を処方されて帰宅、さて辞める連絡でも。と思ったときに

「俺、来月からどうすんの?」と不安が襲ってくるわけです。でも若いから、社会知らないから「なんとかなるっしょ」ってブラックバイトを辞めました。辞めるべきではあったけども。

 

 

 

f:id:izumojiro:20171012231021p:plain

そうして僕の無職で家のあるホームレス生活が始まるわけです。

 

病気でも続けるバンド。働くことのできないカラダ。かさむ通院費。どうにかせねば・・・。

しかしカードもない。アコムは駄目だ。免許証もない。僕に身寄りなんてものはない。

僕の中で「親に頼る」という選択肢は無かったんです。

「上京するなら仕送りはしない。一人で生きろ」と言われて進学しましたから。健康保険も実費です。当たり前だけど。

 

泣く泣く、原付を買うために貯めていた貯金を切り崩し、生活していました。

そんな生活も長くもつわけがなく、あっという間に底をつく。

最後の1000円をジャグラーに突っ込んで、無事ピエロに嘲笑われたところから僕の地獄のような極貧は始まるわけです。

 

どうやって生きていたか

 

現代、金が無くては生きていけません。ましてや僕のような体が使い物にならない人間はどうやって生きていくか、無理やでホンマ。

 

 

生きるうえで必須になるのが水ですね。こいつは簡単でした。

近所の公園や大学からペットボトルに貯めて持ち帰るだけ。あらなんとリーズナブル。

もちろん変な目では見られます。こっちは死ぬかもしれないんだから知ったこっちゃ無い。

皆さんも公園で水を貯めてる若者を見たら応援してあげてください。なんなら500円ぐらいあげてください。嘘です。

空腹を紛らすために飲む水のマズイことなんの。

水飲みすぎて水の味がバグったのかもしれないですね。

 

風呂

 

コレは本当に情けなかったです。次の日も学校に行かなきゃだから臭いままでいるわけにはいかないんですね。

夜中、皆が寝静まったころ、公園に出向き、可能な限りカラダを洗いましたよ。

情けなくて涙が出ました。なんで僕はこんな生活をしてるんだろうって。みんな暖かいお風呂に入って電子書籍でも読んでるのかなとか考えると悲しくて涙が止まらなかったです。

当時、11月とか12月とかだったので寒すぎて生きてるのか死んでるのかわからない。

震えながら頭流して、顔洗って体拭いてってこれ上京してすぐの大学生がやってるんですよ。本当の話です。

見かねた心優しき友人がバイトないときはお風呂を貸してくれました。彼には頭が上がりません。

お湯ってマジで暖かいんだなって。ここでも泣きました。毎日お湯浴びたいって。

 

f:id:izumojiro:20171012231232p:plain

 

 

 

電話

 

そんなものはない。公衆電話か大学のパソコンで賄える。

派遣の倉庫内作業とかのバイトも大学のパソコンから。でも胃痛いし。みたいな。

携帯電話を大学の図書館で充電して時計代わりに使ったりしてましたね。復旧するまでは時計としての役割しか果たせてない。そうiphoneならね。

 

 

2日に1回、数百円の日銭で、お惣菜の半額を狙って買いに行く。

そんな食生活です。そこで全部食べきることはない。少しずつ、何回かに分けて食べるのだ。

明日は何も食えないかもしれない。そう考えて少しだけ残す。

 

めちゃくちゃ痩せました。僧侶みたいな生活でしたから。昔履いていたジーパンとかは軒並み履けなくなりました。

 

お金

 

派遣は体に負担がすごいし何より携帯電話がないから登録できないんですよ。

だから家にある物を売ったりしてた。日銭を稼いでた。

それでも1週間生きれるか怪しい。お蔭様で僕の家にはテレビとかはないです。

ギリッギリの手持ちでスタジオに行き、フラフラの体で練習する。また日銭を稼いで頑張る。という死のループが始まってました。

 

江戸時代のほうがマシな生活だったんじゃないですかね。

 

どうやって這い上がったのか

 

そんな江戸時代も顔負けな生活を続けていた3ヶ月ぐらいした頃。

金もメシもないしバンドも満足にできない。そろそろ死ぬかなぁとぼんやり思っていた頃。

胃の痛みと空腹でのた打ち回っていた僕の家(壁と屋根がある)に姉が凸してきました。

僕ビックリ。変態かと思ったわ。

 

姉「携帯も繋がらないし実家にもいないから何かあったのかと思った」って。すごい

兄弟すごい。強大なり。

 

そのまま姉宅へ連行。

姉は結婚していて旦那さんと幸せな生活を送っている子持ち若妻です。

 

旦那さん(以下義兄さんと呼ぶ)は僕の変貌ぶりにうっすら目に涙を浮かべてました。

ボサボサに伸びた金髪、こけた頬、光のない目を義兄さんはしっかりと見据えてました。

子供の頃から本当にお兄さんのように面倒を見てくれた義兄さん。

きっと僕が頼らなかったから悲しかったのかもしれない。

それを見て姉はガハガハ笑ってました。なにわろてんねんぶちかますぞ。

 

姉も僕が子供の頃からずっと世話を焼いてくれた。面倒見のいい長女らしい姉です。

きっと湿っぽいのが嫌だから笑って和ませようとしたんだよね?そうだよね?本当に笑ってたらとんだサイコ野郎だよ。

 

そして姉の家で風呂を借り、晩御飯をご馳走になりました。

姉にお金を借りて美容院で髪を切り、携帯電話を新規契約して、とりあえず日雇いバイトから社会復帰を目指しました。

体が追いついてくるはずもなく最初はしんどくて何もできないと思いました。でももう二度とあんな生活は嫌だって思って普通の生活ができるように頑張りました。

そしてなんとか社会復帰に成功した僕は遊園地のお兄さんになったわけです。

まぁ二年後辞めるんですけどね。

 

僕が這い上がったというよりは姉夫婦に無理やり手を引っ張られて地上に引きずり上げられた形になりますね。

こんなにお世話になった姉と義兄さんにはとてもじゃないけど恩返ししてもしきれない気がします。

 

f:id:izumojiro:20171012231607p:plain

最後に

 

ガス、電気、水道、ネット。こいつらはいつも当たり前みたいにいるけど失ったらとてつもなく不便で生活もままならないってことは勉強になりました。僕が勉強になったので皆さんはやらなくていいです。

 

職なし、支援なしの大学生でも3ヶ月ぐらいは生きれる。ただしクソしんどいから薦めないぞ。

 

僕みたいにお金のない大学生っていっぱいいると思うんですよね。

親からの支援がなかったり頼る人がいない大学生が。

そんな未来ある若者に優しい世の中になってほしいですよね。金がないから勉強できないとか、金がないから夢を諦めるとか。そんなの見たくないですよ。

そうやって何人の才能が潰されたんですかね。悲しい。

 

逆境に負けないように頑張りましょうよ。一度折れた人間はきっと強いはず。

今日もご覧いただき、ありがとうございました。

出雲でした。パイパイ。