イズモリウム

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読書を趣味にしたい人にオススメな「伊坂幸太郎」の著書たち

どうも。出雲ジロウです。

みなさん読書は好きですか?普段から活字は読んでますか?読んでないですか。いけませんね。

読書のリラックス効果は音楽を聴くことの二倍と言われてるんですよ。

 

「え~~~~~でもめんどくさいし難しそう!!」

「漫画でいいや」

「ヒャッハー」

 

わかりますわかります。言いたいことはわかります。僕もそうでした。暇があればアザゼルさん読んでましたから。

そんな皆さんには小説なのに漫画みたいに読める小説をオススメします。

読みやすさという話をすると必ず出てくるのが「伊坂幸太郎

魅力といえばスピード感、物語の骨格の太さ、情景が浮かぶ表現力と前書きでは書ききれないので本文で書きます。

 

映画になっている作品も数多くありますので本を読まない方でも知っている人は多いと思われます。

そんな伊坂幸太郎の著書を紹介させてください。

 

 

 

かくいう私も伊坂幸太郎さんの大ファンでして。著書は最新のもの以外は全て揃えております。漏れがなければ。

で、その伊坂幸太郎の著書は全部好きなので順位付けをすることができないので箇条で挙げさせていただきます。

ファンの方からすると賛否両論あるとは思いますが僕の主観であり、「読みやすさ」を重視しているのでご了承ください。

 

陽気なギャングシリーズ

 

 

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

 

 

 この作品は映画にもなりましたね。書店で目にした方も多いのではないでしょうか。

パッケージから見ると色物のような感じがしますが中身はしっかりとした骨格を持ったお話です。

主人公ら4人の銀行強盗が様々な事件に巻き込まれ、解決しようと右往左往していくコメディチックな要素が入ったミステリーです。

 

特徴は「4人それぞれの主観で書かれている」ということ。

成瀬、久遠、響野、雪子という銀行強盗の4人にはそれぞれの特性を持っており、一人は嘘を見抜いたり一人は絶対的な体内時計を持っていたり・・・

個性の強い4人がどうやってトラブルを解決するのか、読んでいてハラハラしますよ。

伊坂幸太郎の持ち味であるウィットに富んだ会話が多く見られる、伊坂節満載な作品となっております。

 

このシリーズは現在3作出ており、伊坂幸太郎の著書のなかでも多くの人気を得ています。

 

感じたことを全部わざわざ口に出す必要はないんだよ。誰もが心の中で思っているだけならば、世界は平和だ

出典 陽気なギャングが地球を回す

 

正しいことが人をいつも幸せにするとも限らない

出典 陽気なギャングが地球を回す

 

 

陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)

陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)

 

 

 

 

 

オーデュボンの祈り

 

 

オーデュボンの祈り (新潮文庫)

オーデュボンの祈り (新潮文庫)

 

 

伊坂幸太郎のデビュー作です。

圧倒的な世界観の表現、他の作家にはない空気感が読みごたえを与えてくれます。

 

主人公である伊藤がコンビニ強盗を犯し、逃亡の末に辿り着いた見知らぬ島。

そこには伊藤の以前の生活にはなかったもので溢れ、あったものは無い。

人間の言葉を喋るカカシ「優午」

殺人というルールである「桜」

嘘しか言わない画家や鳥好きで足が不自由な男、異常なほど太った女など奇妙な人間が住む、江戸時代より島外から遮断された土地で巻き起こるミステリー。

 

犯人は島内の誰か、伊藤は島から出て帰れるのか。伊藤を追う警察はどんな行動を起こし、どうなるのか。そして、島に欠けているものは何か。次から次へと疑問が浮かび、ページを捲らずにはいられない一冊です。

 

読了後はすっきりとした気分になり、何か心の靄が晴れたような気がします。伊坂幸太郎を語る上では欠かせない一冊であり、読みやすさ、内容ともに抜群です。

 

たんぽぽの花が咲くのに価値がなくても、あの花の無邪気な可愛らしさに変わりはありません。人の価値はないでしょうが、それはそれでむきになることでもないでしょう

出典 オーデュボンの祈り

 

魔王

 

魔王 (講談社文庫)

魔王 (講談社文庫)

 

 

漫画好きの人は知っているかもしれません。すごい人気でしたから。

頷けるだけの面白さです。

 

主人公である安藤は自分が念じれば人にそれを話させることができる能力を持っていた。それに気づいた安藤は「腹話術」と呼んだ。同居する弟とともに会社員として生活していた。

安藤は一人の選挙候補者である犬養にファシズムに近い恐怖を覚え、どうにか当選をさせまいと行動する。

安藤を取り巻く周囲の犬養の支持と安藤の能力による社会風刺のエッセンスが入ったミステリー。

 

もう少しでも内容に触れてしまうとヒントになってしまうのが口惜しいのです。

そのぐらい緻密で考えさせられる話になってます。

 

この世の中で一番贅沢な娯楽は、誰かを赦すことだ

出典 魔王

 

アヒルと鴨のコインロッカー

 

 

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

 

 

これも映画になってましたね。名作です。映画では濱田岳さんや瑛太さんが出演していました。

その濱田岳さん演じる椎名は大学進学のためにアパートに一人暮らしをはじめる。

隣人である瑛太さん演じる河崎に出会う。

その隣人、河崎に初対面であるのに「本屋を襲わないか」と提案される。

結局、椎名はモデルガンを片手に本屋の裏口に立つのだが・・・。

そんなことから始まるミステリー大作です。

 

現在と過去を行き来しながら書かれていくカット形式の作品ですが読者の中でどんどん謎が解けていって最後は大どんでん返しが待っています。

僕も自宅で読んでいて「えぇぇ!!!」って声に出しました。

そのぐらいのインパクトがあるお話です。短編のようにカットごとに読めるので通勤、通学中にもオススメで話を忘れてしまったときは前のブロックから読めばいいので話も入ってきやすいです。

 

人というのは、行動すべきときに限って、億劫がるのかもしれない

出典 アヒルと鴨のコインロッカー

 

終末のフール

 

終末のフール (集英社文庫)

終末のフール (集英社文庫)

 

 

八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡すると宣言された世界の話。

仙台のあるマンションでの住人たちそれぞれのドラマで終末に対する価値観を見出す。

8人の住人が主役となり、終わりが見えているのに生きていこうとする理由を書き出した短編集である。

 

もし自分がこうだったら・・・と死生観を改めてみるいい機会になるかもしれません。

 

ハッピーな世界ではないけど作品中に絶望感はなく、読んでいて重苦しさを感じることも無いなんとも伊坂節が効いている一冊ではないでしょうか。

老若男女、それぞれの死生観があり、生きる理由がある。伊坂幸太郎の著書の中でも異彩を放つ作品です。

 

何かに夢中になる人をオタクっていうなら、それは敬称だ

 出典 終末のフール

 

番外編

 

読みやすさは置いておいて僕が推したい作品を紹介します。

 

 残り全部バケーション
残り全部バケーション (集英社文庫)

残り全部バケーション (集英社文庫)

 

 

最近の著書では最も驚かされました。また違った一面を見せてくれたなといったところです。僕の好きな登場人物である「黒澤」が出てくるのも推しどころ

 

死神の浮力

 

 

死神の浮力 (文春文庫)

死神の浮力 (文春文庫)

 

 

これも別の伊坂幸太郎といった作品。

死神である千葉が人間に触れ、少しだけ変わっていくといった変てこだけど気持ちのいいアプローチな作品。

 

重力ピエロ

 

 

重力ピエロ (新潮文庫)

重力ピエロ (新潮文庫)

 

 

映画にもなってましたね。

種違いの兄弟を巡る遺伝子が鍵を握るミステリー。父親、兄弟で解く仙台市を舞台にした作品。

これもまた黒澤が出てきます。

 

フィッシュストーリー

 

 

フィッシュストーリー (新潮文庫)

フィッシュストーリー (新潮文庫)

 

 

短編集なのに長編っぽい、長編なのに短編集としても読める、みたいな作品です。

ひとつのロックバンドが出した曲が誰かに届けばいい。ロックバンドから始まり、エンディングはスッとする。そんな一冊。(これも黒澤が出てくる)

 

最後に

 

かなり主観で書かせていただきました。

というのもどの作品も素晴らしく、優劣をつけることはできないからです。

伊坂ワールドは読めば伝わる。そう信じています笑

 

小説はとっつきにくい、そんな考えを一蹴してくれた作家ですので是非、一読してみてはいかがでしょうか。

読み終えるころにはきっと読書好きになってますよ。

 

こんな真面目なブログ書いたのは初めてです。でも楽しいですね。続けようかな。

ありがとうございました。

 

 

 

www.jirobrog.org