イズモリウム

アクアリウム、書籍、珈琲、観葉植物のある生活。なんでもない毎日にスパイスを。

読書好きは絶対に読むべき名著「本を読む本 how to read」

どうも。出雲です。皆さん本は読んでますか?楽しいですよね。

最近読んだ本は?内容は?どの部分が重要でした?

思い出せない。なんということでしょう。せっかく数時間もの時間を費やして読んだ本が身についていない。もったいない。

そんなこと良くあると思います。僕もありました。

せっかくいい本に出会えたのに消化できてない。食べてそのまま排泄した。良くある話です。

そんなことにならないよう本の読み方を教えてくれる名著を紹介します。

 

 

 本を読む本

有名な本なので知っている方も多いと思います。

洋書ですがかなり伝わりやすく訳されていて「本を読む本」という題も粋。

この本では学術書、教養書に重きをおいて読書が身につくための方法をレクチャーしているのですが、かなりわかりやすい。これも教養書のひとつと言えるでしょう。

 

レベル分けされた読書

本書の中では

  1. 初級読書
  2. 点検読書
  3. 分析読書
  4. シントピカル読書

と読書が4段階にレベル分けされて紹介されます。

その中でも我々、20~30代と親密な関係にある点検読書、分析読書については細かく説明されます。

初級読書では幼少~中学生までの文面を理解するといったところ。

点検読書は流し読みをして本全体の大まかなトピックを見ていく。

分析読書はそれらをもとに読み込み、行間まで分析するように自分の血肉にしていく。

シントピカル読書は研究者など、複数の著書を比較する読書の仕方。

これらを理解したうえで読書をすると見え方が変わってきます。

 

まるで講師と生徒

本書において、著者は私たちを生徒のように語り掛けます。

わかりやすく、少し意地悪に、問いかけてくるとき、解説するときなどまるで行間に講師がいて私たちを見ているかのようです。

面白いのがそれを著者も理解しているところ。本書内にもそのような文があって

目の前にいる教師なら質問に答えてくれるし、答えが納得できなければ、問いなおすこともできる。わざわざ自分の頭で考えなくてもすむ。だが本が相手となると話は別で、読み手自身が問いに答えなくてはならない。

 引用 本を読む本

とある。ここまで読み手のことを考えてくれている本を私は知らない。

 

わかりやすい例え

読書をキャッチボールに例えたり、身近なものや有名な著書で例えてくれる。

そうすることで読み手側も想像し、内容が入ってきやすい。

その中で忘れられない名言のような文もあるし、インパクトの強い表現があるのも本書の特徴と言っていいだろう。

 

各ジャンルの本の読み方もレクチャーしてくれる

学術書、教養書に限らず、小説、戯曲、文学などの読書法についても書かれている。

それぞれ、自分の目的とする項まで行って読み込むのもいいかもしれない。

しかしこの本はあくまで通読することは通過点であり、その次のことを目的としているのであくまで全てをかいつまむのはよくないだろう。

 

批判の仕方

この本のいい所はここにある。読了した本を批判することを薦める。

賛成、反対であれば根拠を挙げて批判する。

なぜそう思うか、どこ賛成したか。著者の知識不足について言及することもある。

そのぐらい読書とは深いものであると伝える。

 

この本を読んでから読書ノートをつけた

1冊のノートに本に対する感想、言及、反論、賛成を書き上げ、まとめ、要約することを習慣とした。今では5冊では収まりきらないほどまとめを書いている。

読書は1回に限らず、理解できない所がないぐらいまで読み込む。そうすることで活字が私の血肉となり、また一つ成長させてくれる。

この本の中にこんな言葉がある。

本は精神を成長させる

 引用 本を読む本

 

まさしくその通りだと思う。但しこの「本」は1度よんだだけの本ではなく「しっかりと自分のものにした本」であると考える。

 

レベルアップした読書をしてみてはいかがでしょうか

以上の通り、本書では内容の凝ったものを惜しみなく伝えてくれる。

この本に出会えて本当によかったと思う。

読了後、ノートをつけ始める読者もかなり多いはず。なぜならそのぐらい説得力のある本だからである。

 

本を読む本 (講談社学術文庫)

本を読む本 (講談社学術文庫)

  • 作者: J・モーティマー・アドラー,V・チャールズ・ドーレン,外山滋比古,槇未知子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1997/10/09
  • メディア: 文庫
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